ゆとり世代児のじゆうちょう

社会人になってしまったゆとり世代児の日常です。

彼方のアストラが手軽で重厚で面白いからとりあえずみんな読んで

 本日、アプリ「少年ジャンプ+(以下、ジャン+)」で隔週連載されていた、「彼方のアストラ」という漫画が最終回を迎えた。約一年半の連載期間だった。

 

 何を言ってもネタバレになりそうで怖いが、大雑把なストーリーは、近未来に高校生8人+小学生1人が、惑星キャンプに行ったら宇宙で遭難した話。SF漫画に当てはめられるのだろうか。

 

 作者は篠原健太先生。かつて週刊少年ジャンプ本誌で「SKET DANCE」という学園コメディ漫画を連載していたお方だ。

 SKET DANCEは、括りに入れるなら基本1話完結の学園コメディにあたるのだが、ラブコメあり、薬を飲んで幼児になるSF要素回あり、主要キャラの重たい過去回あり、なぜか忍者になって姫を助けに行かない時代劇回ありと、料理に例えるならまったりとしてそれでいてしつこくない上品な闇鍋みたいな漫画だ。

 SKET DANCE連載時から言われていたのが、伏線の張り方のうまさ、回収のうまさだ。1話のなかで伏線を張って回収するスピード感もあれば、何話も後で回収されるまで伏線と気づかない綿密さも兼ね備えている。なんだこの人、頭の中どうなってんだ。

そしてそれを彩るのが、万人ウケする見やすい絵柄で書かれた、個性闇鍋な仲間たち。

 SKET DANCEも大好きなので少々熱く語りすぎてしまっまが、これらSKET DANCEの良さを引き継ぎ、5巻という手軽さでまとめ上げられたのが、タイトルにもある「彼方のアストラ」だ。

 1話の中にギャグとシリアスの緩急がつけられ、伏線があちらこちらに張り巡らせられ、それが回収されていく様はもはや痛快。遭難する9人も個性いっぱいで、きっと推しキャラができるし、それとは別に共感してしまうキャラもできるだろう。

 

 お手軽な5巻完結。なのにストーリーやキャラは重厚。そして面白い。なんだこれ、無敵か。

 

 本誌連載ではないため、知名度はそこまで高くはない(らしい)が、正直本誌に載っていても何もおかしくないクオリティだった。だって友情、努力、勝利だもん。強いて言うなら、クオリティを保つための隔週連載が、本誌連載を妨げた原因か。それでも怒涛の展開にネット上でも大騒ぎ、ツイッターで何度かトレンド入りしていた。

 そして完結した今、残念なことに次の話を待つことがない。つまり一気読みができる。そして完結した今だからこそ言えるのだが、打ち切られずきれいに5巻でまとめられている。今流行りのミニマリストにも優しい。

 ※最終巻は未発売。2月発売予定だ!

 

 まだ読んだことのない諸君。なんと羨ましいことか。今からまっさらな状態で全部読めるとは。わたしだって記憶なくしてまとめて読み直したいわ。いきなりコミック買うまで踏み切れない方は、ジャン+ダウンロードしよう。3話までなら無料だ。コインをうまく貯めればもう少し先まで無料で読めるぞ。間違っても最新話は読むなよ。

 ジャン+で無料で全話追えたラッキーな諸君。コミックスを買おう。おまけページもあるよ。まとめて読み直すと色々伏線気づけて楽しいよ。篠原先生の次の話が読みたいだろう?篠原先生に課金するんだ。コミックス全部買っても、10連ガチャ1回分未満だろ。

 すでにコミックスを買っている同志よ。勧めるのだ。周りに勧めるのだ。リアル友人でもネット上でもいい。こんな名作をくすぶらせていいのか。

 

 最後に。篠原先生、素敵な漫画を生み出してくれてありがとうございました。お疲れ様でした。次回作楽しみにしています。

 少しでも彼方のアストラと出会える人が増えることを願って。

 

 

彼方のアストラ 1 (ジャンプコミックス)

彼方のアストラ 1 (ジャンプコミックス)

 

 

 

彼方のアストラ 2 (ジャンプコミックス)

彼方のアストラ 2 (ジャンプコミックス)

 

 

 

彼方のアストラ 3 (ジャンプコミックス)

彼方のアストラ 3 (ジャンプコミックス)

 

 

 

彼方のアストラ 4 (ジャンプコミックス)

彼方のアストラ 4 (ジャンプコミックス)

 

 

 

彼方のアストラ 5 (ジャンプコミックス)

彼方のアストラ 5 (ジャンプコミックス)

 

 

これも名作なので、ぜひ。